ブラックリフォーム業者によるリフォーム次々詐欺の手口

TBS正義の仕事人で悪徳リフォーム詐欺と住宅Gメンが直接対決！
手口を簡単に説明します。

• ①まず屋根が壊れていると訪問する
• ②工事代金500万円と書かれたチラシを渡し、あっさり去る
• ③3～4日後、別の業者が壊れた屋根をモニターで格安修理すると申し出る
• ④屋根に登り、屋根が壊れて雨水が入ると煽る！
• ⑤リフォーム代は200万円。前回より半額以上安い！モニターは今日までと煽る
• ⑥屋根修理を契約したら、床下等、他の箇所も調べ始める
• ⑦断熱材、床下換気扇、屋根裏の補強等、合計工事費用1200万円以上！
• ⑧工事は足がつかないように即日完了させる

これが実際にあった手口です。
その後、被害者は住宅Gメンに相談してリフォーム内容を再確認するとほとんどは不要な工事であることが判明。
もう一度工事をお願いしたいと悪徳業者に電話して住宅Gメンが直接対決をして全額取り返した！
PS:悪徳業者は同情してもらうために息子と同じ年頃の営業マンを用意！手が込んでいます

ノンストップ!で公開していたブラックリフォーム業者の手口はどうでしょうか？チェックしてみましょう！
百貨店の外商部で勤めていた人を見る目には自信がある年配の方が騙された！！
アプローチは感じのいい営業マン、屋根がちょっと壊れている1万円の簡易工事で大丈夫ですよ！
この営業マンなら間違いない、信頼できると判断して修理を依頼する。
翌日作業員とともに訪問。工事を済ませた後、屋根を撮ったというビデオを見せられる。
すると屋根がサビだらけ。。どうしますか？と言われると修理するしかない・・
見積もりの依頼をすると日を改めて今度は営業部長と一緒に訪問。
工事費用は何と約466万円！！詳細が書かれていて、営業部長自ら丁寧な説明をしてくれる。
高い！と思いながらも信用して工事を依頼。
たまたま娘に他の業者にセカンドオピニオンをしてもらった方がいい！と言われ、知り合いの工務店に依頼。
実際に屋根を見るとキレイで修理の必要はなかった・・・なんてことでしょう・・・

今回のリフォーム詐欺の手口を簡単にまとめてみました。
※診断ではなく、小額の工事を提案する
昔は無料診断として入り込んでいたが、無料だと逆に怪しまれるので、巧みに小額工事の提案に変わっている。
※劇場型詐欺
営業マン、作業員、営業部長と登場人物を用意している。
※言葉使い、丁寧な対応に騙されるな！
100人中、100人が引っかかるぐらいキチンとした人が対応するので要注意。
※工事が始まるまでに何とかすること！
クーリングオフ期限が過ぎていた場合でも虚偽の事実が判明したら不実告知で契約不履行になるが、工事が終了した場合は返金は無理。
基本的には契約後、工事が始まる前に相談するのがベストです。

次の事例はバリアフリー工事。
高齢になり、トイレ、階段の上り下りが辛くなったため、バリアフリー化のリフォームを依頼。
工事費用は20万円。価格も内容も適正。
ただで天井裏も無料診断してくれた。
でもなぜか工事後、次々と起こる不具合が起きる。。
天井を見ると水漏れ？のような跡が浮かび上がってきた。。バリアフリーを依頼した会社に修理を依頼。
それからも同じような不具合がちょこちょこ起きる。。何かおかしい！他の業者に見てもらったら、なんと天井に油がまかれている。
前の業者が雨漏りに見せかけるためわざと油をまいていたことが発覚！
これが信頼させて相手の懐に入り込み、わざとトラブルを仕込み、工事を積み重ねていくリフォーム次々詐欺の全貌です。

リフォーム詐欺以外に注意すべき悪徳業者を紹介。
昼時に家でのんびりお茶していると｢たぁーけやぁ～さおだけぇ～2本で1000円！安いよ！｣と聞こえてくる！
このスピーカー音を素直に信じるとどうなるか？知っていますか？？
ある女性は｢2本で1000円なら安い！3本お願いしよう｣
軽トラックを呼び止めて、庭に案内して、竿竹の設置をお願いした。
しばらくすると設置が終わり、悪夢の一言。
2本1000円の竿竹は長さが合わなかったので、別の竿竹をこの家に合わせて切って調整した。
その竿は1本4万円で3本12万円です。え、そんなお金あるわけない！何で値段が変わると言ってくれないの！！
竿を切っているのに今更払ってくれないと困る！コンビニまで車で案内するので、お金を下ろしてください。
中には50～60万円請求されることもある。。
普通に断ればいいのだが、相手は威嚇目的なのか、ノコギリ等の工具を手に持っているので、断ると何かされるのでは？と怖いイメージを演出している。
手口は巧妙に変わっているので、注意が必要です！

年々詐欺師の手口は巧妙化されていてこちらの対策が追いついていないのが現状です。
何事にも自分で決断せずにセカンドオピニオン（第三者の判断を取り入れる）で決断するクセをつけた方がいいです。
リフォーム豆知識：1回500万円未満のリフォームは許可がなくても工事が可能（資格・登録不要）なので、500万円以下の見積もりは要注意。
何かあれば一人で悩まずに住まいるダイヤル(住宅リフォーム無紛争処理支援センター)0570-016-100（10時～17時まで　平日のみ土日祝は休み）に電話相談しましょう！
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